月別アーカイブ: 2019年4月

新学期

dav

新学期が始まって2週間。
今年はずいぶん長く咲き続けた桜の下を児童たちが登下校して行った。
わが家の前は四叉路。下の道から、左の道から、集落ごとのグループがやって来る。
横断歩道を渡るときは、駐在所のおまわりさんが安全を確かめて誘導している。
駐在さんも、この春、この町に家族で赴任してきた新人さんである。
下の道からやって来るグループの中に、1年生のちいちゃんが、大きめの黄色い帽子を傾かせて、うつむきかげんに歩いている。
何かと声をかけたがる近所のばあさんが、道端の椿の木の下に立っている。大声で呼び掛けられたらイヤだなぁ、なんて思っているのかなぁ?そっと見ているつもりだけれど。
週末の朝、ちいちゃんの右手が腰のあたりで小さくヒラヒラとしたような……。
「おはよう」の合図だったかな?

満開

dav

例年より1週間も早く咲いたー、日記帳の日付は昨年の3月24日。
山の白い花の開花はいつも3月の終わり頃。山肌にポツンと白いものを見つけたと思う内、翌日にはパラパラと、その後にはまるで白いハンカチを撒き散らしたように咲いて、ああ、やっと山里に春が来た、と思わせてくれる花である。ニオイコブシともタムシバとも呼ばれる。
今年は4月に入っても白いものは見つけられなかった。
まだ?なぜ?どうした?遅いねぇ!
待っていた。
ようやく、白い花を見つけたのは4月9日。日に日に広がっている。やれやれ。
4月に入ってから雪が降ったりで、寒い日が続き、桜が今も爛漫と咲いている。
モクレン、椿、ユキヤナギ……。土手には菜の花、タンポポ、オドリコソウ。
山桜も咲いた。三つ葉ツツジも咲き始めた。
山里に春、満開。