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かんぴょう

dav

節分に巻き寿司を丸かぶりする、なんてことをやりだしたのはいつからだろう?
今年は、福の神がおられる南南東に向かって、黙って丸かぶりをするべしとのことである。
売り場には、鮪、海老、サーモン、穴子、卵などを巻き込んだ豪勢なものも並んでいた。
丸かぶりできるサイズではない。
毎年、セトさんがおいしい巻き寿司を届けてくださる。今年もきちんと包丁を入れて届けてくださった。
ひときれづつ、箸でおいしくいただいた。
遠足も運動会も、祭りも法事も、わが家の行事、イベントのつど、母は巻き寿司を作った。
具は、卵、椎茸、かんぴょう、高野豆腐、人参にほうれん草か三つ葉といったところ。いつも同じだった。
巻き寿司を作る母のそばで見ているのが好きだった。
何本も何本も巻き終えたら、等分に切って皿に並べていく。
手早く切り分けながら、ひときれをまな板の端によけてくれるのが目当てである。
甘く煮付けたかんぴょうが長めにはみ出しているのがうれしい。
端のひときれはちょっと形も崩れていて、酢めしもジュワッと甘かった。