月別アーカイブ: 2018年1月

コンビニ

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1軒あったコンビニが閉店になった。
昼食時など、大型トラックから軽トラック、赤や青やシルバーのきれいな車が、広い駐車場にいっぱい停まっていた。
年末、出入口の扉に手書きの貼り紙があった。
それから1ヶ月もたたぬ間に、特長のある看板も、店舗の装飾も、ことごとく撤去された。
空っぽの駐車場と四角い建物が周囲の枯れ葉色に馴染んでしまっている。
私はまだ車に乗れる。
遠くへは行けないし、夜の運転も控えているが、20分先の大型スーパーまで買い物に行ける。
田畑作業の合間に、エプロン、手甲、帽子の汚れた衣服のままで、おでんやパンや飲み物を買いにコンビニを利用していた人たち、往復の時間や着替えも面倒くさくなっただろうなぁ。
何よりも、自転車や杖にすがって買い物に来ていたこの里の高齢の人たちの不便、不安を思う。
弁当の宅配をします。ついでに醤油やトイレットペーパーなど、他の商品も届けます、とチラシが入っていたので、私自身、やがてはお世話になれる、と頼みに思っていたコンビニが閉店した。

新年

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2018年、平成30年、戌の年の初日の出。
お日さんは向かいの山から飛び出して来られた。
この山里で正月元日の日の出を初めて見た。
煌々と輝きを拡げながら、それはそれは元気なお出ましだった。
お日さんはありがたい、母の口癖だったが、まさに、拝みたくなるようなまばゆさだった。
正月2日も日の出を待った。
ポンと出たお日さんは、すぐに雲の中へと入って行かれた。
明けて3日は雪の朝。初雪。
ヤブコウジ、マンリョウ、ナンテンの赤い色ぐらいで、正月と言えど華やぎの色の乏しい山里である。
72歳、何回目かの干支を迎えた年齢となったからか、この3が日のお天気こそ、まことに正月にふさわしい。