月別アーカイブ: 2015年11月

100倍のパワー?

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わが家で作文教室を開いている。1年生からの児童たちが通って来る。
小さな、つ、よ、ゆなどをつかうのが難しかった児たちが、きょうしつ、ちゅうしゃ、わらった、おこったと書けるようになった。
3年生ともなると、山あり谷ありのドラマチックな構成や、場面の描写もできる。
「受験のための指導はできません。書くことが苦にならないようにお手伝いができたら、と思います」と親御さんにご了解をいただいたうえでの作文教室。
「書くことがわいてこない」というときは、「書かなくてもいいよ」。鼻歌まじりで絵を描いている。
「マエナカさんだって書きたくないときあるよ」。本音である。
寒さ厳しい日などは、暗くなった夕方に出かけて来るよりも、家でぬくぬくとしているほうが良かろうと思う。
わが家の防寒対策は万全でない。寒い家である。

全員の作文が書きあがる頃に、ほんの少しおやつを出す。
ケーキやクッキーは作れないが、たまに、栗を練って作ったようかんなど、手作りのおやつを用意することがある。
わりあい好評で、翌週に「この前のは無いの?」と声があがって喜ばせてくれる。
「もう栗は無いからね」といつものようなお菓子が続くと、「マエナカさんが作ってよ~」のオーダー。
さつま芋のようかんを作った。
「食べたら100倍のパワーが出る!」と1年生のそよかちゃんからなんともうれしい誉めことばをもらった。
お芋を喜んでくれるなんて…。また作らねばなるまいなあ~。

象?

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青空に大きな象が浮かんでいる。
鼻を持ち上げ、4本の足を踏んばって、
「プオーン、本日は晴天なり」と歌っているのか?
小さいが鯨もいる。隣は豚か?鯨よりも大きいが…。

落ち葉頻りの日々となった。
車の屋根にも、フロントガラスにも、
落ち葉が重なっている。
山里の秋は、あとしばらく。

雲海

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カーテンを開けたら、遥かの峠に霧が溜まっていた。
両側の山がポコリポコリと浮かび上がっている。秋が深まった頃にときおり見られる現象だ。
「雲海が見えるよ~」、
四国から来て滞在中の妹を呼び起こす。
妹は、写生帖、水を入れた小さなバケツ、筆や絵の具を手早くまとめて玄関を出ていった。
刻々と変化する霧の情景を見ながら筆を走らせる。
絵を描くのが苦手なわたしは、タイミング良く雲海が発生したことを喜びながら、妹の傍らで絵ができあがっていくのを見ていた。

妹は、ふるさとの秋を数枚描いて四国へ帰った。
数日後、雲海の絵をコピー機で縮小したハガキが届いた。

自慢

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この里の紅葉は美しい。滝も、庭園も、寺も神社も…、名所といわれるようなところは無いけれど、里全体がきれい。ともかくきれいと自慢するものだから、そんなに?と人が来てくださる。
なんと、紅葉の時期は、来ていただく日を調整している。この日に来ていただくと好都合ですが、とこちらの勝手を伝えると、行くよ~、お弁当も持っていくからとこちらに合わせてくださる。
毎日のようにそこかしこの紅葉をめぐって遊び暮らすうち、夜半にバラバラ、バラ。雨かと思ったら落葉頻り。

明ければ、昨日までの情景とは一変し、紅葉まばら、裸木だらけの林、森。
訪問客は減り、絶え、やがて凍てつく日々の訪れとなる。
いつも、落葉の後は冬ごもりです。冬眠します、と言っている。
冬もまた、この里の自慢をすれば人の訪れがあるだろうか?
さて、冬枯れの里は何を自慢しよう?