月別アーカイブ: 2014年1月

雪だるま

この冬初めて15センチほど雪が積もった。
凍てつく里では風に舞い舞い、チラチラと、雪や霰が飛ぶ日はあるけれど、近年はめったに積らない。
久しぶりの積雪に大人はとまどい、車のこと足もとのことを心配し、こどもたちは雪だるまを作った。
メールで届いた写真には、作ったこどもの背丈よりも大きな雪だるまが写っている。
バケツの帽子を着せられ、ちょっと斜めのポーズで雪晴れの空を見上げている。
大きな雪だるまを作った母、子ともに寒そうで、そして誇らしげに見える。
たぶん、こどもたちには生まれて初めて見た雪景色だったのだろう。

とんど

「 権現さんの前でとんどをします 」と誘っていただいた。田畑にうっすらと雪の降った日。
寒気厳しい中、紙袋に今年の注連飾りと昨年の分も入れて行った。
とんどへのお誘いは初めてのことだった。
お正月飾りの始末に困っていた。まさか、用が済んだからとゴミのような扱いはできない。燃やすといっても、林の中での焚き火は恐い。で、昨年のお飾りも置いたままになっていた。
生家がここから4㎞ほどの集落にある。そこでは昔から近隣が集まって、大きなとんどをしていた。そちらへ持って行った年もある。
いろいろな正月飾りや書き初めや古い年賀状などを焚き上げる。
周りの竹林から手頃な竹を切って、先端に切り込みを入れ、餅を挟んで焼いた。
餅は上手には焼けなくて、ほぼ黒焦げになったが、とんどの火で焼いた餅を食べれば、神様のおかげがある、と焦げて煙りの匂いもしみついた餅を家族みんなで分けて、ひと口ずつ食べた。
1999年から暮らしているこの近隣では昔から、各戸それぞれに正月飾りを庭や畑で焚く習慣だったようだ。
誘っていただいた権現さんの前で持ち寄った正月飾りを焚き上げた。小学生も赤ん坊も参加していた。
ここで暮らし始めたとき、近隣10軒のうちであんたが一番若い、と言われた。53歳のときであった。どの家にもこどもたちはいなかった。
現在では新しい家も建ち、赤ん坊から保育園児も小学生も、その親、そして90代も…、さまざまな年代の人が暮らす地域となった。
こどもたちがいる暮らしが、みんなでとんどをしませんか―のお誘いのきっかけになったのかもしれない。

年賀状

今年の年賀状は4種類のご挨拶状を作った。
おめでとうございますと新年のご挨拶を書いたもの。
わが家の早春をほんのりと彩ってくれる馬酔花や梅のことを書いたもの。
“駄馬”のつぶやきを書いたもの。
それと、ゆっくりポックリ歩みましょう、と同世代の方々にゆる~いエールを届けようかな、というものと。
ヘタな字ながら200枚余、一枚一枚、お一人お一人の顔を思い浮かべながら筆で書いた。
年賀状だもの、と正月になってから書いた年もある。
けれどやっぱり、元日にポストに入っている年賀状を見ると、正月気分になるものだなあと思い直し、以後、年賀状は〇〇日までに、と呼び掛ける日を目標に書き始める。
時間は十分にあったのに、今年こそ12月25日までに出そうと思ったのに、今回も束ねて郵便局に持って行ったのは一日遅れて26日。
1月1日に届いただろうか?
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