20160620_123927

30数年も前に母からもらった鍋を重宝している。もらったというより、結婚式か何かの引き出物とかで、物置の棚にあったのを持って帰った。
モノクロ写真で料理が紹介されている。シチューもできます。カレーもできます。スイッチONで後は仕上がりを待つだけ、とある。
電気鍋である。火力が弱いのも特長で、ガラスの蓋をしたまま煮て吹きこぼれることはない。ON、OFFのスイッチ、HIGH、LOWだけの温度の切り替えも手動である。
カレーもシチューも作ってみたが、家族4人分には小さすぎる鍋であったので、いつの間にか使うことが無くなった。
歳月がたち、家族の人数も、暮らしの形も変わった頃から、わたしはもっぱら豆を煮るようになった。
この山里で作られる黒大豆、青大豆、白大豆、それに小豆もいっしょに煮る。
最初に調味するだけで、後は鍋まかせ。
6~7時間も煮る間に、黒大豆は黒い色が褪せ、青大豆は白っぽくなり、白大豆は茶色っぽくなり、小豆は黒ずんだ色となる。
見た目はよろしくない。
けれど、長時間煮られて存分に調味液を含んだ豆は、ふっくらと大きくやわらかくなって、おおむね好評である。
温度の調節もできず、煮あがったらスイッチをパチンと回して切らねばならないけれど。
豆を煮るなど冬の夜の情景のようだが、この時期、就寝前にスイッチON!
7種類もの豆をいっしょに煮てしまった。
冷やしたお豆さんもなかなかよろしい。

」への1件のフィードバック

  1. ぷぷ

    お豆さんは美味しいね!
    かうさんのお豆はおいしかったです。
    台所が見えてきます。
    今日は小豆を漸く種まきしました。
    小豆、黒豆、大豆、楽しみです!

    返信

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