モーニング

「モーニング行こう」と誘いの電話がかかる。「行こう、行こう」ともう一人に電話をする。
今日は都合が悪い、も、ちょっと待っても無い。即決、即行動である。
黒い大きな車がやって来た。助手席にすでになかまが座っている。
地元小学校の同級生である。
ふるさとを離れて幾十年ぶりに戻って以来、「何してる~?」、「元気か~?」、「モーニング行こう!」などと声をかけてくれる。
号令をかけるのも、連絡を回すのも、出掛ける準備も、いたって速いのだけれど、さて、車を降りる段になるとちょっとやっかいである。
二人は愛用の杖をつき、わたしは雨傘に頼る。このところ脚の具合が悪い。
三人ともに口は達者である。
というか、耳に手を当て身を乗り出して聴くこともある。
聴覚が衰え、記憶力もおぼつかない。ついつい、我がちの元気な大声の喋りあいになる。
脚も耳もヨロヨロともなれば、せめて口は達者に…などと勝手な言い分。
店内のみなさん、騒がしくて申しわけございませんでした。

モーニング」への1件のフィードバック

  1. ぷぷ

    モーニングいいですね、田舎ではまだ体験していません。
    そんなところがないわー
    益々口達者いいですね、元気な証拠です。

    返信

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